下北沢のナン・ステーション


私が今年に入ってもっとも行っていると思われるカレー屋がこの下北沢のナン・ステーション。外観もカレーもファーストフード風で、カレーを盛る器も使い捨て、スプーンも木製だけれど使い捨て、ナンも4つくらいに切ってある。もちろんカレーも作り置き。そう聞くとあまり期待できないのだけれど、これがなかなか侮れない。ナンは注文を受けてからタンドール窯できちんと焼き、カレーの味付けも純インド風よりはネパール風に少し近いような気がする味で、本格派。

カレーの種類は確か6〜8種類くらいあって、今日はキーマな気分だったので、「スパイシー・キーマ&きのこ」というのを注文。メニューには辛さも表示してあって、このキーマは最高の★4つ。★4つには始めて挑戦(マトンも確か★4つ)したのだけれど、これが結構辛い。食べているうちに慣れてくるのだけれど、最初はガツンと辛さが来る。これまで食べた中でのオススメはエビ・カレーとグリーン・カレー(って名前だったと思う、ほうれん草のカレー)、どちらもマイルドな辛さで味はよし。
しかし、この店の最大の魅力はなんと言ってもナンと値段。ナンは店名がナン・ステーションというだけあってかなりのもの。焼き目がついたところはカリっとして、中はもっちり、高級インド料理店にも引けをとらない味だと思う。そして、値段はカレーとナンとドリンクで680円というとってもうれしいお値段。ドリンクはラッシーなんかもあるけれど、お勧めはアイスシナモンチャイ、カレーの辛さにチャイのまろやかさがベストマッチです。
今日は、カレーを食べていたら突然の豪雨で、思わず長居してしまいました。いつもはすいていて、大丈夫かなという店内が、雨宿りついでにカレーを食べるお客さんで結構埋まって、ちょっと安心。この店がなくなったらかなり悲しい。みんな下北に行ったら、ナン・ステーションでお昼ご飯を食べましょう。
ちなみに、チェーン店風だけれど、多分チェーン店ではない。ちょっと前まで店の前に張ってあったポスターのモデルになっていたお兄さんは、今日も元気に働いていた。

東京カリ〜番長のブログカレーにも載ってました。
http://blog.excite.co.jp/tokyocurry/1336125/

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