バリ旅行


兄の結婚式でバリ島に行って来ました。結婚式ということでそれほど遊べなかったけれど、東南アジアも、南半球も初めてということでなかなか楽しめました。そこらじゅうこんな花ばっかりです。

飛行機はガルーダインドネシア、ガルーダは機内食があんまりおいしくなくて、それはちょっとがっくりだけれど、インドネシア人の日本語はみんななぜか、「ございます」が「ごじぇーます」となるので、なんだかのどかな気持ちになる。
到着は夕方で、デンパサール空港(左)はもうすべてが南国な感じ、ホテルに行くととっぷり日が暮れていて、こんなオシャレな飾り(中)なんかがありました。翌朝、ホテルの部屋からはこんな景色(右)が見えました。

町中に出ると、お寺ではお祭りのようなものをやっていました。仲良くなったタクシーの運転手のワリスさんによると、2週間に一度の“スペシャル・デイ”らしく、女の人がつぎからつぎに頭の上にお供え物を持ってお寺に入っていきました。バリの人たちは90%がヒンドゥー教で、敬虔な人が結構多いということですが、インドのヒンドゥー教とは少し違うところもあるそうです。インドネシアといえば、ほとんどがムスリムなわけですが、そんなこともあってバリ人とジャワ人はあまり仲がよくなく、特にバリ人はジャワ人を嫌っているようで、ワリスさんも「ジャワ人は爆弾持ってくるー」といいながらなぜか笑っていました。嫌ってはいるけれど、拒否するわけではない。“神々の島”の寛容さはこんなところにも溢れているのかもしれません。犬は野良犬が多いのですが、野良犬もなんだかのどかそう。

次はまとめてバリ風景、左上はバリといえばダンス、これはバロンダンスの中の一場面です。右上は道中で見かけた建物、こんな建物がたくさんあります。左下はちょっと遠出したキンタマーニ高原、3年前に噴火したばかりという活火山で、火口の近くにきれいな湖が。右下はゴア・ガジャ寺院、ゴア・ガジャとは“像の洞窟”という意味で、洞窟の中に神様が祭ってあります。

最後はお土産です。左は家具屋です。倉庫のような建物の中にいい家具がびっしり。しかも安い。画面に映っている小さめの1枚板のダイニングテーブルで200万ルピアくらい(23000円くらい)です。チェストなんかは一万円以下で買えます。どうしても送料がかかってしまいますが、それでもまとめ買いすれば、日本の半額くらいで手に入ります。右はど派手な免税店DFS Gallarie、ブランド品はわかりませんが、みやげ物はバカみたいに高いので、裏にあるスーパーマーケットMatahariでのお買い物をオススメします(それでも地元の人にはかなり高いらしく、お金持ちそうな人しかいない)。
駆け足でしたが、こんなバリの旅でした。6月のバリは乾季ということでハイ・シーズンですが、サンセットがとてもキレイでロマンティック。出来ればカップルで行きたいものですね。