古本を求めて荻窪へ

kn22005-03-02

ここのところ、ぶらぶらと古本屋をめぐっても、なかなかめぼしいものがなかったので、今日はチョイと足を伸ばしてみようと荻窪へ。荻窪にあるささま書房はいつ行っても、欲しい本にぶつかるという稀有な本屋、しかも大概他より安い。さらに、探してもいなかった本にピンと来ることもよくある。
というわけで、今日もうきうきとささめへ。それまでに何ヶ所か古本屋を見てみたんだけれど、やはりめぼしいものはなく、古本購買欲がいやがおうにも高まる。
で、まずは前から読んでみたかったストルガツキー兄弟の本を発見。

月曜日は土曜日に始まる―若い科学者のための物語

月曜日は土曜日に始まる―若い科学者のための物語

もちろん絶版、もちろん買う。
それから映画棚に行って、『ゴダールの映画史』などゴダールものや日本映画のめぼしいものの値段をチェック。特にお買い得! というのはなかったのだが、佐藤忠男編の『脚本 日本映画の名作』が420円とやけに安かったので買うことに決める。『肉弾』や『生きる』のシナリオが掲載されている。
*アマゾンにはありません
続いて、落語棚へ「落語界」のバックナンバーがなんと300円で結構そろっている。落語玄人ではない私はどの号を買っていいかわからず、隣の『落語文化史』に手を伸ばす。「落語界」欲しい! という落語ファンの方は今すぐ荻窪へ急げ!

めぼしいのはそんなところ。満足したので、表の100円棚でオーウェルの『一九八四年』と三島の『春の雪』をついでに買ってしまう。

*写真は荻窪近くののどかな風景です。荻窪はいいところだぁ…

3/2の「ほぼ日刊 日々是映画」
ポール・グリーングラス監督『ボーン・スプレマシー
マット・デイモン主演で『ボーン・アイデンティティー』の続編。
http://www.cinema-today.net/0503/02p.html