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J-WAVEで落語

おとといの深夜、J-WAVEを聞いていたら、「笑福亭福笑師匠」という言葉が耳に飛び込んできた。上方落語に詳しくない私は知らない名前だったけれど、東京のオシャレなラジオ局J-WAVEで上方落語とはただ事ではない。番組はJ-WAVE25という番組で、別に落語の番…

『落語三百年 昭和の巻』 小島貞二著 毎日新聞社 1979年

古本屋で購入 『落語三百年』3巻本の3冊目。話は昭和となってグッと身近になる。最初の「戦争と落語」という章で戦争が落語という芸能にまで及ぼした影響が語られ、そのあとでいまはもう古典の仲間入りをした「代書」など昭和の代表的な新作落語を収録して…

『落語三百年 明治・大正の巻』 小島貞二著 毎日新聞社 1979年

*オリジナルは1966年 古本屋で購入 三巻本の『落語三百年』の二巻目。明治から大正期の落語会の話と、その頃の落語の速記を載せている。この頃になると、速記も比較的多く残り、部分的にはレコードなんかもあるので、実際に当時の様子がうかがい知れて面白…

『落語三百年 江戸の巻』 小島貞二著 毎日新聞社 1979年

*オリジナルは1966年 古本屋で購入 現代に通じる落語文化が興ったとされる江戸は天保から昭和までの落語の歴史を、代表的な演目によって綴った3巻本の一冊目。「明治・大正の巻」「昭和の巻」と続く。この江戸の巻では天保年間の寄席に立ち寄ったというイ…

『落語文化史 笑いの世界に遊ぶ』 朝日新聞社編 朝日新聞社 1986年

古本屋で購入 シリーズ[文化]の一冊として、朝日新聞社が出したムック。関東には落語家や江戸の風景の写真があり、落語好き文化人の小文が載ってたりして、その後で故柳家小さんと弟子の小三冶の対談が載っている。それ以外にも有名な話の要約、落語の歴史…

『落語新幹線』 三遊亭圓歌著 桃源社 1975年

古本屋で購入 *amazon.co.jpに情報なし 現・落語協会会長、三代目三遊亭圓歌が40代の頃に噺を集めた落語集。副題が「三代目三遊亭圓歌独演会」となっているとおり、11の演目と間に挟まれた8編の短いエッセイで、この当時の圓歌のすべてを込めたとでもいうよ…

池袋演芸場:落語芸術協会

演者と演目(わかる範囲で見たものだけ、色物は適宜) 昼の部(途中から) 講談 神田紅「マリリン・モンロー」 落語 三遊亭円輔「二番煎じ」 漫才 東 京太・ゆめ子 落語 春風亭小柳枝「雛鍔」 落語 桂歌蔵「なめる」の一部を含んだ小噺 <二つ目> 落語 桂歌…

『現代落語論 笑わないで下さい』立川談志著 三一書房 1965年

古本屋で購入立川談志が29歳のときに書いた初のエッセイ。落語が大好きだった子供時代から、真打になるまでの自伝的な記述と、落語について思うことをとりとめなく書いたもの。どのような落語が面白いと思うのかという実例を交えながら書いているので、読み…

『落語百選 冬』 麻生芳伸編 ちくま文庫 1999年

オリジナルは1975年、三省堂より刊行。さらに、1980年社会思想社から現代教養文庫の一冊として再刊行されている。 古本屋で購入落語はもちろん読むよりもライブで聴いたほうが面白い。私も出来れば寄席に行って、ライブで聴きたいのだけれど、いざ行くとなる…